2014年10月19日日曜日

年間第29主日

今日は雲一つない快晴でした。
日中の気温はこの時期としては珍しく20℃近くまで上がり、
ぽかぽか陽気とまではいきませんが、過ごしやすい一日でした。

今日のミサはベネディクトハウス館長の新海神父様が、後藤神父様と共に司式されました。


新海神父様のお説教の概要です。
『私は、いつもお説教の際は、テーマを決めてお話しするようにしています。
今日のテーマは、”油注がれたものキリスト”です。油を注がれるとは”神によって特別な使命を授けられること”を意味しますが、旧約の時代では、王や預言者がその対象となっていました。
それでは、イエス様は、いつ、どこで、誰に、油を注がれたのでしょうか?
新約聖書では一箇所だけ、イエスが油を注がれる場面が出てきます。
それは、ヨハネ12章に記されているベタニアでマリアがイエス様の足に高価な香油を塗った出来事です。これによってイエス様は”油を注がれたもの”になったものと思っています。
先週、北26条教会で「おやじの会」が行われました。参加者の平均年齢は70歳代とのことで、これまで教会を支え発展に寄与されきた方々です。
これからの教会を考えるとき、私たちが省みなければならないのは、自分達の子供や孫に”信仰”をきちんと伝えているだろうかということだと思います。
勝谷司教様が中心となって札幌教区の将来像が描かれていますが、今日のみ言葉「神のものは神に返しなさい」ということを心にしっかりと刻みたいと思います。』


主日ミサが終わった午後、秋晴れのもと、午後2時から白石墓地で札幌地区の合同墓参が行われました。
札幌地区の司祭、修道者、信徒など300名程が集まり、後藤神父様の司式により天に召された方々のためにお祈りを捧げました。
今回は、北一条教会が合同墓参の担当教会でした。

写真は事前の会場準備を終えてほっと一息という場面です。